Welcomeomusubi_garden.html
おむすびの魅力about_omusubi.html
おむすび食育shokuiku.html
文化をむすぶculture_Japanese.html
大人の食育otonashokuiku.html

blog

 

地域と人をむすぶ

カフェは地域と人をむすぶ食と文化の空間

今回の会場は山形県庄内地方の鶴岡市にある カフェ  イル・ケッチァーノです。

カフェは、人々の交流の場としてさまざまな文化が育まれる場。

イル・ケッチァーノも地元の方たちの交流の場として、そして遠くからお目当てに訪れる方たちが、この土地の食や文化に触れる場として親しまれ愛されています。 お店は丁寧に煎れたコーヒーと菓子をはじめ、地元の生産者の方々が作られた新鮮でエネルギー溢れる食材が奥田シェフとスタッフによって料理にむすばれます。

当日は晴天の暑い休日。親子で、ご夫婦で、ご家族で、三世代一緒の参加者のみなさんによる和やかな開催となりました。


今日は「地場イタリアン・アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフによる庄内の海産物やその環境の成り立ちを、

オリジナルマップにより解説頂きました。普段に口にしている身近な食材が、より身近に理解できたお話でした。

2008年 7月6日  イル・ケッチァーノ

素材を味わう・・・庄内のクオリティ

おむすびの基本である米・塩・水による塩むすびが今回のテーマです。

今回は庄内米と塩、地元で作られた食材や奥田シェフの畑で採れたものを使いました。 いずれもご家庭で身近なものばかりです。

また奥田シェフから簡単にできて美味しい季節の逸品をご紹介。

庄内浜の海水から作られた塩を生かした「たまねぎのスープ」

シンプルでやさしい豊かな味わいに、参加者も感激 。普段何気なく食べているもの、また地元の豊かな自然の恵みを改めて発見したスープでした。

おむすびのゴールデントライアングル・・・塩むすび

今回参加くださった方々に最も好評だった塩むすび。

ごはんの甘みをさらに塩が引き出し、海苔がなくてもほんのり海の味がする。 ごはんがこんなに美味しいなんて ! 

・・・そうなんです、シンプルだからこそ素材の良さとハーモニーがきめてとなります。

⪢⪢⪢

地元庄内平野は日本有数の米どころとして、米作りに適した土壌があります。

今回使用したお米は庄内産「はえぬき」という品種。この特徴は粒がしっかり

として甘みと粘りがあり冷めても美味しい。おむすびに適しています。


⪢⪢⪢

塩は「海の泉の塩」を使用。この塩は庄内浜北端にある鳥海山からの伏流水が、海に湧き出す場所から汲上げた海水で作られました。伏流水は雪や雨水が長い時間を経て原生林の地中でろ過されて豊富なミネラルを含んでいます。

この海ではたくさんの魚や海藻たちが暮らし、夏には新鮮な岩牡蠣が採れます。塩は、旨味を感じさせるナトリウム成分が多く含まれまろやかな甘みがあるのが特徴で、ごはんや野菜のやさしい甘みを引きだします。


⪢⪢⪢

水はイル・ケッチァーノの地下水を使用。

地下水は温度変化が少なく夏でも冷たいのが特徴です。この水は月山と西にある金峰山を水流としています。この地下水はカルシウム・マグネシウムを含んだナチュラルミネラルウォーター。今回参加者のみなさんにはこの冷たい水をはじめに飲んでいただきました。喉にすぅーっと降りてゆく素直な水の美味しさ。その水で炊いたごはんでおむすびづくり。

おむすびの魅力

普段よく食べるおむすびといえば、ごはんのなかに具が入り海苔で巻くスタイルが一般的ですが、今日はごはんと具材を混ぜたものをむすびます。

このポイントは、こどもでも失敗がなく作ることができること、彩りが楽しめながらつくることができるのが魅力。


なかには意外に思われる素材の組合せもあったり、苦手な食材だったりしたものが、食べてみるとごはんとの相性も良く、いつの間にか食べちゃった...といった具合です。 食べず嫌いも、少しの工夫や自分で作ったおむすびにすると食べられるから不思議です。そんな工夫もおむすびだからできること。


参加くださいましたみなさま ごちそうさまでした。

イル・ケッチァーノ

山形県鶴岡市下山添一里塚83    0235-78-7232   11:00 - 17:00  月曜日定休

地元の素材を味わう

戻る ◀ shokuiku.html

copyright 2005 © omusubi-garden  all right reserved