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菊の節句

2014年10月13日(月) by omusubi-garden



重陽 (ちょうよう)の節句は旧暦の9月9日。
今年は10月2日がその日にあたりました。
この頃より菊の花が咲くことで「菊の節句」と呼ばれています。


野に咲く小菊から、あでやかな菊まで様々に表情を持った菊の花。
主に観賞用として親しまれていますが、菊は日本では馴染み深い花です。


重陽の節句は平安時代より、
邪気を払い長寿を願い、花を飾り、菊の花びらを浮かべた菊花酒で祝いました。
目で愛で、食して邪気を払い長寿を願ったのでしょう。


Le pivotさんが主催されているフラワースタイリストの平井かずみさんの「しつらい教室」では、
この節句にちなみ菊花の愛らしさと秋の草花をブーケに仕立てるセミナーが開催されました。


今回おむすびまるさんかくでは、
毎年この季節につくっている「菊のおむすび」を取入れた旬の味をお弁当にしてお出しさせて頂きました。


実は食用菊はあまり馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、
特に東北地方ではこの季節に食する食材でもあります。
花を食する雅な文化が東北にあります。



目にも鮮やかな黄色と紫色の食用菊。
紫色の菊は山形では「もってのほか」「もって菊」とも呼ばれ、
主におひたしや和えもの、また汁に浮かべた逸品として季節を味わいます。

私はこの季節に菊で「おむすび」するのが楽しみ。
少し苦みのある菊花がごはんの甘さを借りてちょうどよい塩梅となる。
味付けは自家製の梅酢のみ。
風味を楽しむおむすびです。



平井さんがつくってくださった菊と秋の草花のブーケ。
店に飾らせて頂いています。